【米国政治】債務上限問題、デフォルトリスク解消へ 上院「財政責任法」法案可決で

 1日、米国議会上院は債務上限の一時凍結を盛り込んだ「財政責任法」(The Fiscal Responsibility Act)を賛成多数で可決し、債務上限問題は一応の決着を見た。デフォルト(債務不履行)の期限日6月5日を目前に危機を回避した形となる。

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【米国】債務上限問題で政府にの債務不履行の期限は6月5日に、イエレン財務長官明らかに

米国のジャネット・イエレン財務長官は、ケヴィン・マッカーシー下院議長ら議会指導者(リーダー)らに宛てた書簡の中で、「6月5日まで」に議会が債務上限引き上げや上限の一時撤廃などの措置を取らない場合、政府が債務の償還などの支払いが滞り、債務不履行(デフォルト)に陥ると伝えた。

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【米国政治】債務上限問題、危機回避へ道すじ、与野党トップ合意で

 民主党を率いる米国のバイデン大統領と共和党のリーダーのマッカーシー下院議長は27日、米国政府の国債などの借入上限を定める「債務上限」の2年間の引き上げでおおむね合意し、解決に向け大きく前進した。債務不履行(デフォルト)期限6月5日に迫り、次は議会手続きが順調に進むかが焦点。

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【米国経済/金融】デフォルト危機目前か 与野党互いに譲らず、タイムリミット迫る

 22日に米国のバイデン大統領(民主党)とマッカーシー下院議長(共和党)が債務上限問題をめぐり妥協点を探るべく協議をおこなったが、結局双方の意見は食い違ったままだった。期限とされる6月1日まで1週間近くとなり、米ウォール街では危機に備え対策を講じ始めた。

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【ビジネス】ソフトバンクG、米フォートレスをアブダビ政府系ファンドに売却

ソフトバンクグループ(SBG)が米投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」をアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ首長国の政府系ファンド「ムバダラ・インベストメント」に売却することが明らかになった。今回の売却を通じソフトバンクG全体の立て直しを図りたいねらいだ。

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【米国経済】米FRB、FOMC会合で0.25%利上げ決定 今後の利上げ一時停止も示唆

米FRB(連邦準備制度理事会)は2日から3日までのFOMC(連邦公開市場委員会)の会合の中でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%に引き上げることを決定した。急激な物価高騰(インフレ)を抑制する金融引き締めを継続する。ただ、相次ぐ米銀の経営破綻などの金融不安を鑑み、次回以降の利上げの一時停止などの選択肢も示唆した。

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